希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

  • ネオジム磁石

    ネオジム磁石
    製品情報

    現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

  • サマコバ磁石

    サマコバ磁石
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    温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

  • フェライト磁石

    フェライト磁石
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    酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

  • 表面磁束密度吸着力計算

    表面磁束密度
    吸着力計算

    ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

  • 磁石・磁気の用語辞典

    磁石・磁気の
    用語辞典

    磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

  • 磁石の歴史

    磁石の歴史

    大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。

磁石プロの視点
2025年3月17日
希土類元素置換で酸化鉄(黒さび)の磁化増大に成功 ―ありふれた磁石の性能向上のためのデザイン則を実証―
<磁石プロの視点>
紀元前600年頃、初めて発見された磁石がギリシアのマグネシア地方の磁鉄鉱(マグネタイトFe3O4)だったといわれています。それから2600年後、マグネタイトFe3O4に対して最先端のスピントロニクスやバイオ、触媒化学分野に対する応用研究が盛んに行われ始めました。今回の研究発表は、磁石の強さの基本性能であるマグネタイトFe3O4の飽和磁化Jsを増大させたことに大きな意義があり、従来のマグネタイトFe3O4の磁気性能では困難であった分野での応用研究が進展することになると思われます。また、理論予測が実証されたことにより、磁気性能のより大きな新たな化合物の発見競争にも拍車がかかりそうです。
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磁石虎の巻!!
2025年3月配信
ネオジム磁石のすべて(10)<材質と磁気特性>
次の表はNeoMagが販売していますネオジム磁石の材質と磁気特性です。表には各材質の磁気特性として、残留磁束密度Br、保磁力Hcb、保磁力Hcj、最大エネルギー積(BH)max が記載されています。
 
 
◆材質記号(Grade)
左端の行が材質を表します。Nはネオジム磁石を示し、2桁の数字は各材質のエネルギー積(BH)max(MGOe)の代表値を表します。材質記号の右端のアルファベットは保磁力Hcjの大きさをグループ分けしたもので、無印、H、SH、UH、EHの順にHcjの値が大きくなっていきます。
Br値が大きな材質ほど(BH)max値も大きくなり、より強力な磁石となっています。また、Hcj値が大きな材質ほど、表の右端に示しました耐熱温度が高くなっていることがわかります。
磁石を選ぶときは、まずこの材質記号に注意して、必要な磁気特性、耐熱温度を考えましょう。
 
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