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磁石・磁気の用語辞典
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【スイッチドリラクタンスモータ】
リラクタンスモータ(Reluctance Motor)、スイッチドリラクタンスモータ(Switched Reluctance Motor)、SRMSRモータシンクロナスリラクタンスモータ、SynRM(Synchronous Reluctance Motor)

「リラクタンスモータは電磁石の吸引力、すなわち磁気エネルギーの位置に対する変化によって発生する力であるリラクタンストルクのみを利用するモータ。」
永久磁石モータと同様、モータの巻線構造とその駆動方法により2種類のモータに分類できる。
「スイッチドリラクタンスモータ(SRM)は左下図に示すようにVR形ステッピングモータ同様、ステータ・ワークとも突極構造とするモータで、略してSRMと呼ばれるものである。ステータに集中巻ステータを、ロータに凸極型ケイ素鋼板ロータをそれぞれ利用する。」
「シンクロナスリラクタンスモータ(SyRM)は,右下図に示すステータが交流モータと同様の構造の、略してSynRMと呼ばれるものである。SRMは突極位置に応じて励磁をステップ的に切り替えるのに対して、SynRMはワーク位置に応じて正弦波電流で駆動する。」

  SRMは,励磁相の切り替えによる電磁石の吸引力のみを回転力とし、交流モータの最も原理的なものの1つと考えられている。ただし、回転を持続するためには,励磁を切り替えるスイッチを必要としたため、なかなか実用にならず、今日に至っているモータである、しかし,研究・開発自身は脈々と続けられ、文献上も特許上も膨大な数が存在する。
 特に開発に熱心であったのが、汎用誘導機の代替を狙ったイギリスを中心とするヨーロッパと、電気自動車を目的とした米国であった。日本は,良質の磁石の世界への供給源であることもあって、永久磁石モータの開発が産業界で行われていたため、研究の点では出遅れたという経緯がある。
  SRMを理想のモータとする論調も一部で見られるが、決して従来のACモータに全て取って代わるだけの性能を持っているものではない。もしそうであるなら,80年代初頭から応用が始まって既に産業界でそれなりの地位を築いているはずである。しかし、新しい用途を切り開くモータとしては、非常に面白い特性を持っていることは確かであるが、吸引力は回転方向だけでなく、半径方向にも働くため、振動・騒音という本質的な問題を持っている点も留意すべきである。
  一方のSynRMも誘導機の陰に隠れ、歴史の片隅にモータの分類としてのみ残る存在であった。しかし、インバータの発達により起動の問題がクリアされるとともに、2次電流の損失を発生させないメリットが見直されてきたモータである。特に,2000年代に入って省エネルギーが切実な問題となっており、少しでも誘導モータより効率の良いモータがないかという産業界の強い要望から、開発が進められている。


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