希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

  • ネオジム磁石

    ネオジム磁石
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    現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

  • サマコバ磁石

    サマコバ磁石
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    温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

  • フェライト磁石

    フェライト磁石
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    酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

  • 表面磁束密度吸着力計算

    表面磁束密度
    吸着力計算

    ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

  • 磁石・磁気の用語辞典

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    用語辞典

    磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

  • 磁石の歴史

    磁石の歴史

    大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。

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磁石虎の巻!! 【特別企画】
2024年7月配信
地球磁場の誕生
<生命を守る地球磁場>
磁石虎の巻「地磁気と方位磁石」の章でも取り上げましたが、“地球は大きな磁石”と考えられています。たしかに、北極をS極、南極をN極として地球を取り巻くように大量の「磁力線」が流れています。この磁力線(地磁気)が流れている地球磁場によって、地球のまわりの宇宙空間には目に見えない「磁気バリア」ができています。太陽風プラズマや宇宙線などの電気を帯びた粒子は地磁気の影響を感じると動きが大きく変化するため、磁気バリアの中に入りにくくなっているのです。
この地球の磁気バリアは、どんなに激しい「太陽風」が吹き付けても、絶対に直接地球に到達することができないほど強力なものです。この磁気バリアに守られた領域は「地球磁気圏」と呼ばれています。次図でわかるように、太陽風は地上から3万km(静止軌道と呼ばれる高度付近)から10万kmくらいの位置で食い止められていて、その反対側の磁気圏は太陽風に吹き流されたような形をしていることがわかっています。
 
太陽風から地球を守る磁気バリア
太陽風から地球を守る磁気バリア
 
また、地球の磁気バリアは、「宇宙線」と呼ばれる、太陽系外からやってくるエネルギーの高い粒子が地球に直撃することも大幅に防いでくれています。さらに、磁気バリアを通り抜けた一部の宇宙線は地球の大気がエネルギーを弱めてくれています。このように、私たちの住んでいる地上の環境は、磁気バリアと大気のバリアという二重のバリアによって太陽風や宇宙線から守られているのです。大気はもちろんですが、もし地球の磁気バリアがなかったならば、生命の誕生・進化が起きなかったか、または大きく遅れていたかもしれません。つまり、人類の誕生もなかった可能性もあるのです。
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