ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。
サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。
フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。
表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。
磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。
磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
磁石プロの視点
2025年1月14日
レアアースを使わない「炭素磁石」の合成に成功
<磁石プロの視点>
京都大などの研究チームは、炭素を素材に用いた磁石を作ることに成功しました。この成果は軽量・低コストで高性能の炭素磁石実用化に向けた一歩になりそうです。論文は日本時間1月9日、英科学誌ネイチャーに掲載されました。
まだ、詳細な研究内容はわかりませんが、まだ磁力は弱く、実用まではかなりの難問が待ち受けていそうです。ただし、磁力が弱くても、レアアースを使わない磁石、軽い磁石、微細な磁石、複雑形状磁石など、その特徴を生かした応用は数限りなくあるはずです。将来の「AIデバイス」、「量子コンピューター」などへの実用展開が期待されます。
磁石虎の巻!!
2025年1月配信
ネオジム磁石のすべて(5)<製造工程-4>
ネオジム磁石は年々高性能化してきています。また同時に製品の品質も向上しながら、高いレベルで安定化してきています。このように、バラツキの少ない高性能ネオジム磁石を製品として送り出すためには、厳格な品質管理と最先端の検査装置、分析装置、磁気測定装置が必要となります。
今回は、ネオジム磁石の製造工程中の製品の評価・検査について、どのような目的でどのような装置が使われているかをお話してみたいと思います。
<ネオジム磁石の工程/製品の評価・検査(1)>
◆ 原料・合金の分析機器
ネオジム磁石の品質管理のためには、各種分析装置が重要な役目を負っています。例えば、
(1)原料納入時の原料金属の組成、不純物
(2)溶解・合金化後の溶解後合金の組成、不純物
(3)焼結・熱処理後の焼結体
などを以下のような装置を使用して分析・検査します。
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