希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

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磁石虎の巻!! 【特別企画】
2024年6月配信
北の空で輝く北極星
<北極星は動かない>
ほかの天体は日周運動でグルグル回っているのに、北極星だけが動かない理由は、実はかなりシンプルです。それは地球の回転軸の延長線上に、北極星がたまたま存在しているからです。
遊園地のメリーゴーランドに乗っている場面を想像してみてください。横を見ると、外の景色は飛ぶように流れていきますよね。ところが真上を見ると、ほぼ同じ景色のままです。これと同じく、北極星は回転の中心にあるので動いていない(日周運動をしない)ように見えるのです。
地球は、太陽のまわりを約1年かけて回っています。そして地球と太陽は1億5000万kmも離れているので、地球の公転によって、地球は宇宙を大きく“移動”しています。
たとえば、夏の地球と冬の地球ではその位置は3億kmも違うと言われますが、「地球が移動すれば、北極の真上にくる星も変わるのでは?」と疑問が浮かんできますよね。前項のオリオン座のように、夏と冬では年周運動のため、見える方角が変わってくるように思えます。
しかし、地球から北極星(ポラリス)までの距離は、なんと431光年……。光はとてつもなく速く進みますが、その光でさえ届くまでに431年かかる距離、と言えばスゴさが伝わるでしょうか。ですから、地球の公転距離の3億kmもちっぽけな距離になってしまいます。北極星はこれほど遠くにある天体なので、夏の地球、そして冬の地球から見ても、北極星は年周運動をせず、もはや同じ方角にあるように見えるというわけです。
 
<北極星が見える高度>
北極星は、北極の真上にある天体です。ということは、もちろん南半球からは北極星を見ることはできません。そして、見る場所によって北極星の高度は異なります。
北極に立っている人には、北極星は自分の真上に見えます。一方で赤道上に立っている人には、北極星は自分の真横に見えます。実際には地平線の方向に位置するので、ほぼ見えませんが……。
では、東京はどうでしょうか? 東京は赤道から36度ほど北に位置する都市です。そのため、地平線から36度の高さに北極星を見ることができます。「北極星の高度=北緯の度数」と覚えておくと良いでしょう。
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