
ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
磁石プロの視点
2026年3月16日
トヨタEV向け固体電解質(全固体電池材料)大型プラント来年完工-出光興産
<磁石プロの視点>
BEV向けのバッテリー開発競争は、実質的に全固体電池の性能競争、実用化競争に移ってきました。
サムスンSDI(韓国)、CATL(中国)、BYD(中国)、日本のバッテリーメーカー、自動車メーカー各社などが先を争っています。
特に、トヨタ自動車は2027〜2028年にかけて、革新的な全固体電池を搭載した電気自動車(BEV)の市場投入を目指しています。そのBEVは、充電時間10分以下、航続距離1,200km超という驚くべき性能であり、出光興産や住友金属鉱山と協力し、全固体電池の量産化の課題をクリアしつつ、世界初の本格実用化を目指す大きな節目を迎えています。具体的には、出光興産とは硫化物系固体電解質の量産化で、また住友金属鉱山とは高耐久な正極材の量産化で強力なパートナーシップを結び、着々と実用化に近づいています。
そして、このような情勢の中で、1月26日、出光興産がトヨタ向け固体電解質の大型パロットプラントの建設を開始しました。この固体電解質は硫化物系であり、トヨタと出光興産が世界に先駆けて十数年前から取り組んできた高性能固体電解質になります。トヨタの材料技術と出光興産の製造技術が見事に融合した結果だといえます。
現在のBEVの欠点を克服した本格的なBEVの幕開けを、予想以上に早くトヨタが担うことになるかもしれません。
※出光興産の硫化物系固体電解質とは
全固体電池は、液体電解質の代わりに固体電解質を使用し、陽極(正極)の電極活物質にリチウム複合酸化物や陰極(負極)の電極活物質に炭素・金属材料を用いる次世代二次電池であり、高い安全性、高速充電、高容量が特徴で、固体電解質と電極の界面接合が性能向上の鍵となります。

電解質の材料は、現在主に「硫化物系」と「酸化物系」が研究されていて、それぞれ長所と短所があるといわれていますが、現在では硫化物系が主流になりつつあります。その中で、出光興産の固体電解質とその製法は、以下のような特長があります。
■高伝導率な硫化物固体電解質の合成技術
「硫化リチウム」と「臭化リチウム」を混合・粉砕し、さらに「硫化リン」と「ヨウ化リチウム」を反応させることで、Liイオン伝導度を向上させた。
■安定した高品質化技術
電池の耐久性と安全性を確保できる材料の組成や加工に関する技術を開発した。
■量産プロセス技術
千葉事業所に2026年より稼働予定の大型パイロット装置(第2プラント)に向けた、効率的な量産製造法を確立した。
磁石虎の巻!!
2026年3月4日配信
すぐ近くにあるネオジム磁石(4)
<衛星通信と希土類磁石>
現代社会において、衛星通信は私たちの生活に欠かせないインフラの一つです。テレビ放送、気象予報、GPS、そしてインターネット接続など、様々なサービスが衛星を介して提供されています。これらのサービスの裏側で、信号を宇宙空間の彼方まで送り届け、あるいは地球に強力に届けるために重要な役割を担っているのが、「TWT(Traveling Wave Tube)・進行波管」と呼ばれる電子管です。
TWTは、高周波数帯域で大きな電波出力を必要とする衛星通信や各種レーダーの「心臓部」に使われていて、その技術は半世紀以上にわたって進化し続け、今もなお、宇宙の最前線で活躍しています。
本稿では、このTWTになくてはならない希土類(レアアース)磁石について調べてみました。










