希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

  • ネオジム磁石

    ネオジム磁石
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    現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

  • サマコバ磁石

    サマコバ磁石
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    温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

  • フェライト磁石

    フェライト磁石
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    酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

  • 表面磁束密度吸着力計算

    表面磁束密度
    吸着力計算

    ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

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    磁石・磁気の
    用語辞典

    磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

  • 磁石の歴史

    磁石の歴史

    大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。

磁石プロの視点
2024年10月7日
世界最高性能の超伝導永久磁石開発に成功
東京農工大学、九州大学、ロンドン大学のグループは人工知能(AI)の手法の1つである機械学習を合成プロセスに活用することで、世界最高の磁力を持つ「鉄系高温超伝導体の永久磁石」を開発、テスラクラスの強力磁場を安定保持することに初めて成功しました。
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磁石虎の巻!!
2024年10月配信
EVのモーターとネオジム磁石(2)
<モーターの種類とEV>
SynRM(Synchronous Reluctance Motor)は永久磁石を使いません。ステーターを分布巻とし、正弦波電流によりつくられた回転磁界に同期して回転します。回転子の電磁鋼飯に溝(フラックスバリア)を設けて磁束の通りやすさ(リラクタンス)に方向性を持たせています(次図左)。磁束の通りやすい極がステーター側の電磁石に吸い寄せられます。ローターは磁石同期モーターと同様の巻線です。磁石による逆起電力が発生しないので高速回転できます。SynRMはSRMに比べ騒音振動が少ないため工作機械用やエアコンプレッサのモーターとして使われています。
ステーターは誘導モーター同様、3相の正弦波起磁力の分布巻線が施されています。ローターは磁気抵抗に変化を持たせるため突極構造とする必要があり、古くからさまざまな構造が考案されています。
現在、図に示すように種々の構造が提案されていますが、なかでも、代表的なものが(B)と(D)です。(D)は、アキシャルラミネート形と呼ばれるもので、電磁鋼板と非磁性シートをサンドイッチ構造にして積層して作るローターになります。(B)は、マルチフラックスバリア形と呼ばれるローターです。この構造は、プレスの金型技術の進歩により、従来のプレスによる製作法が使用できる利点があり、誘導モーターよりもコスト的に有利になる可能性もあって開発が進んでいます。トルク発生の原理は、電磁鋼板の磁気抵抗の非対称性による「リラクタンストルク」を利用します。このモーターはIPMSynRMの永久磁石を取り除き、リラクタンストルクのみを利用するモーターということが出来ます。
 
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