
ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
磁石プロの視点
2026年6月16 光で情報を書き換える新しい磁気メモリ材料を開発
<磁石プロの視点>
AIやデジタルサービスの急速な普及が進んでいる中で、データセンターや各種クラウドコンピューティングシステムにおける電力使用量の増加が喫緊の課題となっています。その中で、「光技術」の全面的な活用がそれらの課題を解決する鍵となるといわれています。例えばNTTの「IWON」を代表とする「光電融合技術」が情報の処理や通信の高速化、省電力化で注目されています。さらに、今回発表の新しい磁気メモリも、まさに光技術による次世代の圧倒的な省電力と、より高速化した磁気メモリ技術の幕開けが期待できる研究成果といってよいでしょう。
近年、研究開発が盛んな不揮発性の磁気メモリは、従来のフラッシュメモリより圧倒的な高速性と耐久性があり、さらにDRAMやSRAMの代替機能も持ちます。それでも現時点ではまだ電流制御であり、書き込み動作速度の向上に限界があることに加え、発熱に起因する消費電力の増大が課題となってきました。
量子科学技術研究開発機構(QST)グループによって発表された新磁気メモリは、「CoFeB」を他材料と三層に積層した「人工フェリ磁性体」を新たに設計・成膜し、電流ではなくレーザー光照射により、再現性の高いスピン反転を確実に起こすことが可能であることを実証したものです。この新磁気メモリは電流制御型に比べ1000倍の高速性能と省電力性能が確認され、次世代の磁気メモリとして大きな期待がかけられています。
今後、この技術とIWONとの組み合わせなどにより、光通信と電子回路をつなぐ省電力・高速情報基盤を支える次世代の日本の光技術がより強固になり、世界に向けての日本の情報通信の先端技術力発信を勢いづけることになるかもしれません。
磁石虎の巻!!
2026年7月1日配信
すぐ近くにあるネオジム磁石(9)
<MRIの中のネオジム磁石>
皆様の中にはX線CTやMRIなどでご自分の体の“断層撮影”による検査を受けたことがある方がいらっしゃると思います。X線CT(X線コンピュータ断層撮影装置:X-ray computed tomography)は人体の横断面の画像(断層画像)を得るのに最も普及している装置で、内臓や骨の位置によって透過するX線の量が異なるため、それが濃淡のパターンとして得られるものです。しかし、骨の奥にある臓器の画像は、骨が邪魔をして鮮明なものが得られないとか、放射線障害の危険性に注意が必要などの欠点があります。一方、MRI(磁気共鳴画像診断装置:Magnetic Resonance Imaging)は、強力な磁場と電波を利用して人体内部の断層画像を作る装置です。X線CTとは異なり、X線を使用しないため、放射線被ばくがなく、骨の奥の臓器の画像が得られます。
実はこのMRIの磁場発生源にネオジム磁石が使われているタイプがあり、医療に大きく役立っているのです。今回は、このネオジム磁石が使われているMRIについてのお話をしようと思います。










