【交換スプリング磁石】ナノコンポジット磁石(Nano Composite Magnet)、交換スプリング磁石(Exchange Spring Magnet)「ナノコンポジット磁石は別名“交換スプリング磁石”とも呼ばれるが、例えばα-FeやFe3Bのような大きな飽和磁化を有する微細な軟磁性相(ソフト相)とNd2Fe14BやSm2Fe17N3のような大きな結晶磁気異方性を有する微細な硬質磁性相(ハード相)を複合化したものであり、それらの微細結晶粒間に強い交換相互作用が働くことで硬磁性を示し、大きな最大エネルギー積を得ることができる磁石である。」しかしながら、高磁束密度を維持したまま高保磁力化することは難しく、本格的な実用化にはまだ到っていない。