【磁石埋め込み型モータ】IPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)、磁石埋め込み型モータ「永久磁石をローター(回転子)の内部に埋め込んだモータ。」磁石トルクとリラクタンストルクを併用して、低電圧で動作する効率の高いモータである。下図はハイブリッドカーの初代プリウス(THS)プロトタイプ用1CM型のIPMモータの例である。1997年当時のプロトタイプでは、図のようにネオジム磁石4個を使用した、4極16スロット、駆動電圧273(V)、最高出力33(kW)であった、その後実用車では、8極24スロットとなり、さらに3JM型では8極ではあるが、磁石は2分割・16個となっていて、駆動電圧650(V)、最高出力60(kW)となった。