【角型性】角形性(Squareness)、角形比(Squareness Ratio)「減磁曲線が四角形になる度合い。角型比が1(90°)に近いほど優秀な磁石といえる。」永久磁石では、磁化曲線の第2象限(減磁曲線)において、残留磁束密度Brの90%に対応する磁場(Hk)と保磁力(Hcj)との比(Hk/Hcj)で表す。理想的な角形性はHk/Hcj=1であり、下図のように減磁曲線は90度の直角となるが、現実のフェライト磁石やサマコバ磁石、ネオジム磁石の角形比は90度より大きくなり、Hk/Hcj<1.0 となる