【Oersted】エルステッド(Oersted)、Oe「磁場(磁界)のCGS単位で、デンマークの物理学者ハンス・クリスチャン・エルステッドの名前に由来している。」1820年デンマークの物理学者ハンス・クリスチャン・エルステッドは、ボルタ電池を使い電流の実験をしていた際に、導線に電流が流れると、近くに置いた方位磁石が振れることを見つけ、“電流の磁気作用”を論文として発表し、世界中の科学者の注目を浴びた。なお、エルステッドは文学にも造詣が深く、同じデンマークの童話作家アンデルセンの良き理解者でもあり、生涯支援を惜しまなかったといわれている。なお、エルステッドの功績により磁気の単位の一つとして、磁界を表す“エルステッド(Oe)“がCGS単位系で使われていましたがCGS単位系で採用されているが、現在はSI単位(A/m)が主力になってきている。