電磁誘導の法則(Electromagnetic Induction Law)、ファラデーの法則(Faladay's Law)
「ファラデーの電磁誘導の法則:(1)電流の誘導は、閉じた回路内の磁界が時間的に変化することによって発生した起電力によるものである。(2)一つの回路に生じる誘導起電力は、その回路を貫く磁束数が時間的に変化する割合に等しい。」
e = - n・dΦ/dt n:巻数
イギリスのマイケル・ファラデーはエルステッドやアンペールの発見を参考に、さらに色々な実験を繰り返し、1831年“電磁誘導の法則”を発表した。
この実験の過程で、ファラデーはリング状の軟鉄にコイルを巻き付けた、世界で最初の変圧器の発明もしていた。その一年後1832年、米国のジョゼフ・ヘンリーは自己誘導作用の発見をして、この二人の功績により、のちにコンデンサーの静電容量の単位にF(ファラッド)、コイルの自己インダクタンスの単位としてH(ヘンリー)が用いられるようになった。