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ラバーマグネット磁石の製品特徴
(1)合成ゴムと磁石粉を混合した磁石
※ラバーマグネット(ゴム磁石)はフェライト磁石粉末を合成ゴムと混合して成形したフェライトラバーマグネットと、ネオジム磁石の粉末を混ぜたネオジムラバーマグネットがあります。
(2)柔軟性があり、加工が容易
※いずれも柔軟性があり、帯状、シート状の形状があります。切断、穴あけ等の加工が容易で、形状自由度が大きい磁石です。
(3)多極着磁が標準
※フェライトラバーマグネット、ネオジムラバーマグネット両製品とも多極着磁が標準です。
※着磁ピッチは5mmが一般的な仕様です。
(4)高温度使用には不向き
※フェライトラバーマグネットは磁力が 弱いので、用途には十分考慮が必要です。なおゴム類の耐熱性が低いため、いずれのラバーマグネットも80~100℃以上のような高温度使用には不向きです。
【主な用途】
フェライトラバーマグネットは冷蔵庫のパッキン、若葉マークなどの各種ステッカー、建築材として窓やドアのサッシ部分などの根強い用途があります。一方、ネオ ジムラバーマグネットについては吸着用はもちろんのこと、センサー、小型モータ、磁気シールド、音響製品、健康器具など新しい用途が拡大しています。特に肉薄品、 複雑形状の必要な用途に向いています。
【ラバーマグネット磁石における当社の特長 】
NeoMagシリーズでは磁気特性、形状など充実した品揃えをお客様のために準備しています。
フェライトラバーマグネットの標準品は帯状の製品のみになり、またネオジムラバーマグネットはシート状(薄板状)の製品となります。いずれのラバーマグネットの在庫品については、各種形状・寸法の製品を用意させていただいていますので、短納期でお届けできます。標準品以外のラバーマグネットについては、オーダーメイドとなりますのでお問い合わせください。
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ラバーマグネット磁石の磁気特性
【フェライトラバー】材質記号
Grade残留磁束密度
Br保磁力
Hcb保磁力
Hcj最大エネルギー積
(BH)max耐熱温度
Working
TEMP.kG mT kOe kA/m kOe kA/m MGOe kJ/m3 RM6T 1.6-1.9 160-190 1.25-1.5 100-119 1.8-2.5 143-199 0.6-0.8 4.8-6.4 ≦80℃ RM12 2.3-2.5 230-250 2.0-2.25 159-179 2.4-3.3 191-263 1.20-1.35 9.6-10.7 ≦80℃
【ネオジムラバー】材質記号
Grade残留磁束密度
Br保磁力
Hcb保磁力
Hcj最大エネルギー積
(BH)max耐熱温度
Working
TEMP.kG mT kOe kA/m kOe kA/m MGOe kJ/m3 NR6 5.3-5.5 530-550 4.2-4.3 337-345 >9.8 >780 5.0-5.9 46-47 ≦100℃
【サマ鉄ラバー】材質記号
Grade残留磁束密度
Br保磁力
Hcb保磁力
Hcj最大エネルギー積
(BH)max耐熱温度
Working
TEMP.kG mT kOe kA/m kOe kA/m MGOe kJ/m3 SFR3 3.5-3.6 350-360 3.0-3.1 238-246 10.4-10.5 828-836 3.0-3.1 23-24 ≦60℃ SFR6 6.3-6.5 630-650 5.1-5.5 406-438 8.0-8.4 637-669 8.8-9.6 70-76 ≦80℃ 表中のWorking Temp.(使用可能温度)はおおよその目安です。磁石形状によっては、多少変ることもありますので、ご注意ください。
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ラバーマグネット磁石の磁気特性
【フェライトラバー】材質
記号
Grade残留磁束密度 Br 耐熱温度
Working
TEMP.保磁力 Hcb 保磁力 Hcj 最大エネルギー積 (BH)max RM6T [Br]kG [Br]mT ≦80℃ 1.6-1.9 160-190 [Hcb]kOe [Hcb]kA/m 1.25-1.5 100-119 [Hcj]kOe [Hcj]kA/m 1.8-2.5 143-199 MGOe kJ/m3 0.6-0.8 4.8-6.4 RM12 [Br]kG [Br]mT ≦80℃ 2.3-2.5 230-250 [Hcb]kOe [Hcb]kA/m 2.0-2.25 159-179 [Hcj]kOe [Hcj]kA/m 2.4-3.3 191-263 MGOe kJ/m3 1.20-1.35 9.6-10.7
【ネオジムラバー】材質
記号
Grade残留磁束密度 Br 耐熱温度
Working
TEMP.保磁力 Hcb 保磁力 Hcj 最大エネルギー積 (BH)max NR6 [Br]kG [Br]mT ≦100℃ 5.3-5.5 530-550 [Hcb]kOe [Hcb]kA/m 4.2-4.3 337-345 [Hcj]kOe [Hcj]kA/m >9.8 >780 MGOe kJ/m3 5.0-5.9 46-47
【サマ鉄ラバー】材質
記号
Grade残留磁束密度 Br 耐熱温度
Working
TEMP.保磁力 Hcb 保磁力 Hcj 最大エネルギー積 (BH)max SFR3 [Br]kG [Br]mT ≦60℃ 3.5-3.6 350-360 [Hcb]kOe [Hcb]kA/m 3.0-3.1 238-246 [Hcj]kOe [Hcj]kA/m 10.4-10.5 828-836 MGOe kJ/m3 3.0-3.1 23-24 SFR6 [Br]kG [Br]mT ≦80℃ 6.3-6.5 630-650 [Hcb]kOe [Hcb]kA/m 5.1-5.5 406-438 [Hcj]kOe [Hcj]kA/m 8.0-8.4 637-669 MGOe kJ/m3 8.8-9.6 70-76 表中のWorking Temp.(使用可能温度)はおおよその目安です。磁石形状によっては、多少変ることもありますので、ご注意ください。
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ラバーマグネット磁石の物理特性
項目
Item単位
UnitRM5T~RM15 NR6 フェライトラバー ネオジムラバー Brの温度係数 %/℃ -0.18 -0.12 Hcjの温度係数 %/℃ -0.2 -0.55 キュリー温度 ℃ 450 330 密度 g/cm3 3.5 5.1 硬さ ShoreA - 85 圧縮強度 kg/mm2 - - 引張り強度 kg/mm2 5~8x10-1 3.8x10-1 ヤング率 kg/mm2 - - 伸び率 % 20~50 80
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ラバーマグネット磁石の物理特性
Brの温度係数 単位 %/℃ RM5T~RM15
フェライトラバー-0.18 NR6
ネオジムラバー-0.12 Hcjの温度係数 単位 %/℃ RM5T~RM15
フェライトラバー-0.2 NR6
ネオジムラバー-0.55 キュリー温度 単位 ℃ RM5T~RM15
フェライトラバー450 NR6
ネオジムラバー330 密度 単位 g/cm3 RM5T~RM15
フェライトラバー3.5 NR6
ネオジムラバー5.1 硬さ 単位 ShoreA RM5T~RM15
フェライトラバー- NR6
ネオジムラバー85 圧縮強度 単位 kg/mm2 RM5T~RM15
フェライトラバー- NR6
ネオジムラバー- 引張り強度 単位 kg/mm2 RM5T~RM15
フェライトラバー5~8x10-1 NR6
ネオジムラバー3.8x10-1 ヤング率 単位 kg/mm2 RM5T~RM15
フェライトラバー- NR6
ネオジムラバー- 伸び率 単位 % RM5T~RM15
フェライトラバー20~50 NR6
ネオジムラバー80
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ラバーマグネット磁石の代表的な減磁曲線
代表的なB-HカーブとJ-Hカーブは以下に示します。【フェライトラバー】【ネオジムラバー】
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ラバーマグネット磁石の在庫品
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ラバーマグネット磁石の製品安全データシート(SDS)
RoHs指令対応を含む各種NeoMag磁石製品安全データシートSDS(MSDS)をPDF形式にて掲載しました。