よくあるご質問一覧(Q&A) 『技術に関して』
Q : 磁気回路のヨーク(鉄板)厚みによって、表面磁束密度、空間磁束密度、吸引力(吸着力)はどのようになりますか?
A : まず、NeoMagのホームページの磁束密度、吸引力試算において、ヨーク(鉄板)が付く磁気回路2、磁気回路4ではヨークの必要厚みが計算できます。
したがって、使用をお考えのヨーク厚みが、
■計算結果より厚い場合は、そのままの試算結果となります。
■計算結果より薄い場合は、薄くなった寸法分に比例して磁気回路1または3の結果に近づきます。つまり
X=(磁気回路2または4の結果Xa)−(磁気回路1または3の結果Xb)
Y=(磁気回路2または4の必要厚みYt)−(使用予定のヨーク厚みYu)
とすると、(但しヨークの幅は同じ寸法とする)
求める磁束密度、吸引力 = Xa−(Y/Yt) * X
となります。簡易近似式ですので誤差は大きいとお考えいただき、おおよその目安としてお使いください。
したがって、使用をお考えのヨーク厚みが、
■計算結果より厚い場合は、そのままの試算結果となります。
■計算結果より薄い場合は、薄くなった寸法分に比例して磁気回路1または3の結果に近づきます。つまり
X=(磁気回路2または4の結果Xa)−(磁気回路1または3の結果Xb)
Y=(磁気回路2または4の必要厚みYt)−(使用予定のヨーク厚みYu)
とすると、(但しヨークの幅は同じ寸法とする)
求める磁束密度、吸引力 = Xa−(Y/Yt) * X
となります。簡易近似式ですので誤差は大きいとお考えいただき、おおよその目安としてお使いください。